2022年7月のオープンを目指して改装が始まりました。
限られた予算内、そして特別な材料を使う事なく何処までの改装が可能か。
商品を作っていく上でも、誰もが安易に入手できる素材を使い
どれだけ他の製品と違う物が作れるかという事を約20年考えてきました。
物やサービスの背景にある物。
それが最も重要であると考えています。
例えば資本力が限りなくあるならば、誰も入手できないような素材を使い、
贅沢に贅沢に作っていけば、商品自体の違いはすぐ明らかになるでしょう。
潤沢な資金力で推し進めていく事のできない中小企業は
違う手段でブランド力を高めていかなければなりません。
ブランドというのは、パッケージ的に洗練されたものではなく
その会社に携わる人たちがどんな人なのかという事だと思っています。
大きな会社になればなる程、オペレイションや効率化が求められます。
しかし、僕らのような小さな会社はもっと違う力が必要になります。
「一般的」な考えの外側にそれは存在していて、
そして時に反発さえ招く事も考えられる創り方。
そういう事をやっていかなければならないと思いながら改装に臨んでいます。
2枚写真は、外の大型ウッドデッキに繋がるキッチンスペースが出来上がる場所と、衣料品などを展開するショップ部分。解体作業が終了しこれから内装が始まります。