つくることと、暮らすこと。
もう20年以上になる。
まだ彼女がお姉さんとFUSAをやっていた頃から、
いろいろな話をした。
僕が以前やっていた店「analog」では、
僕自身が考えたものを作ってもらったこともある。
人が足りない時には、
店を手伝ってもらったこともあった。
だから今になって彼女を「出展者」と紹介するのは、
少し変な感じがする。
作る人と店。
そんな関係だけでは説明できない時間が、
気がつけば20年以上続いている。
2004年。
まだ今ほど「作家」という言葉が身近ではなかった頃から、
彼女は革を切り、縫い、バッグをつくっていた。
この地域にも、少しずつ自分たちの手でものをつくり、
自分たちの手でそれを届ける人たちが現れ始めた頃だった。
バッグをつくれば、革の端材が出る。
その小さな革から、また別のものをつくる。
本人から届いた言葉。
2004年にLeather bag brand
ALL HANDMADE ORIGINAL DESIGN FUSAに従事し、制作を担当。
独学でバッグ制作を学び、2009年にktulmaを立ち上げ独立しました。
バッグ制作で次々に出る革の端材を使って、主張するレザーアクセサリーをつくり始め、各地で開催される音楽イベントなどに出店。
バッグ制作で培ったものづくりを生かしながら、少しずつその幅を広げ、バッグを中心に様々なグッズを展開してきました。
各地で人と出会い、その温かさに触れる。
face to faceでお客様とやりとりができることに、安心感と喜びを感じながら進んでいった先で、音楽を通して自然の豊かさにたどり着きました。
2012年、街から山へ。
自然に囲まれた山間地で、自然にできるだけ寄り添い、ものづくりをしています。
日々の山暮らしで、
ありのままの自然から受けるインスピレーション。
木々。
葉。
花。
空。
雲。
光。
色。
自然が生み出すそれぞれの形からエネルギーを頂き想像し、ひとつひとつ心を込めて制作しています。
流行りモノではなく、
自分の好きをカタチに。
時が流れても愛されるモノを
大切にしていきたい。
制作もLifeのひとつとして、
皆様に感じて頂けたら幸いです。
GOOD PEOPLE.
20年以上前。
僕らの周りにも、
自分の手でものをつくる人たちが少しずつ増えていった。
今でこそ「作家」「クラフト」「ハンドメイド」という言葉は珍しくない。
でも、当時は今とは少し違った。
店があって、作る人がいて、音楽があって、
イベントがあって、そこに人が集まった。
売ることと遊ぶことも、
仕事と暮らしも、
今よりもう少し曖昧だったような気がする。
ktulmaは、その頃からずっとつくっている。
街から山へ移っても。
流行が変わっても。
つくるものが少しずつ変わっても。
自分の好きなものを、自分の手でつくる。
だから、久しぶりに何か特別なことをしてもらうというより、
11月23日。
また彼女がMOTHER.にいる。
バッグのことでも、革のことでも、
山での暮らしのことでも。
本人がそこにいたら、
話しかけてみてください。
会いたいモノがある。
会いたい人がいる。
この人に会える日。
CONNECT 2026
2026.11.23
HIMENOYU MOTHER.