時々勘違いされるのは、経営において思想のようなものを念頭に置いていると
ポエムの世界か、夢物語の世界のように受け取られてしまう事がある。
1919年、今から100年ほど前にドイツで設立された造形学校であるBauhaus
現代では「芸術とデザインの総合的な教育機関、およびその教育理念や運動のこと」
と解釈されている。
わずか14年しか存在しなかったBauhaus(バウハウス)という名の学校は
「思想の強さ」と「それを形にする設計力」が極めて高いレベルで融合していた。
それが今日に至るまで世界中で語り継がれている理由でもある。
その思想を誰もがわかる言葉に置き換えると
「美しさは、毎日の暮らしの中にあるべきだ。」という表現になる。
僕が着目しているのは、何故その14年しか存在しなかった小さな学校が掲げる思想が現代まで影響力を持っているのか?という事だ。
バウハウスの根幹にあったのは、「すべての生活に芸術を」という思想。
つまり、“美しさ”や“意味”はエリートや一部の人間のものではなく、
誰もの暮らしにこそ宿るべきものだ、という強い問いから始まっていた。
そして、「暮らしを変えること」が目的だった。
「小さくても世界に届くか?」これが僕らの考えている事だ。
そう語った時に、夢物語なのかポエムなのかと言われてしまう事がある。
しかし、僕らの事業全体の理念は
「Making the World Romantic Again」
あなたの毎日を少しだけロマンティックに動かします。
この言葉は、僕らが一つ一つの動作をする為の目的でもある。
いずれ、この会社が無くなって時が経っても
このスローガンは受け継がれ消えないものになるなら
僕の魂はいつまでも生きている事になる。
そして、「小さくても世界に届くか?」これが僕の一生を賭けた仕事である。