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llama log stick【Brass Edition】薪を置くための、美しい道具。
llama log stick【Brass Edition】薪を置くための、美しい道具。
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【限定仕様モデル】
このページでご紹介するのは、llama log stick 薪台の “限定仕様バージョン” です。
鉄素材の一本が、真鍮に差し替えられており、
静かな中に個性を宿した、美しい一品となっています。
llama log stick – 薪を置くための、美しい道具。
たとえば、何も語らずそこに置かれたこの道具は、
火を待っているかのようにも見える。
ただの薪置き台で終わらない、
静けさと強さを併せ持った、佇まい。
それはまるで、一つの彫刻のような道具だ。
この「llama log stick」は、
1950〜60年代のミッドセンチュリー期に登場した「テンセグリティ構造」や「重力利用設計」といった家具思想と響き合うような構造を持つ。
湾曲した鉄を、ただ丸い差し込み口に通すだけ。
重みで自立し、薪を支えながら、視覚的なバランスも成立させてしまう。
構造自体が“意匠”になっている美しさがある。
鉄の黒皮材、真鍮ロウ付け、ローレットネジ。どれも無骨な素材。
だが、溶接の一つ一つに感性が宿る。
精密というよりも「直感」が作った曲線。
人の手が介在するゆらぎこそが、この製品の「本当の完成度」だと思う。
使う場所は、キャンプだけに限らない。
部屋の片隅に置いてみればわかる。
道具でありながら、空間の空気を変える。
まるで美術品のように、静かに、力強く。
「火のある暮らし」を思い出させてくれる。
長年、服や家具、雑貨を買い付けてきたが、こういう製品に出会えるのは稀だと思う。
完成されすぎていない。だけど、鋭い。
その矛盾を美しく抱えたまま成り立っている。
それは、時に人の生き方のようでもある。
一品一品が違って見える。そういう道具を、暮らしに取り入れるという贅沢がある。
※この製品は、私たちのオリジナルではありません。
鍛冶職人のガレージブランド「llama」によるもので、通常は卸されないものを特別に扱わせて頂いています。
用語解説:このプロダクトの背景にある3つの概念
ミッドセンチュリー
1940〜1960年代のデザイン・建築・インテリアに見られる美学の潮流。機能性と造形美の融合、そして未来的な曲線美が特徴とされる。シンプルかつ力強いフォルムは、現代のプロダクトにも多大な影響を与えている。
テンセグリティ構造(Tensegrity)
「張力(Tension)」と「圧縮力(Integrity)」がバランスを取ることで成り立つ構造原理。力の拮抗により最小限の接点で全体を自立させるこの概念は、現代アートから建築、家具デザインにまで応用されている。
重力利用設計
物体の重みや自然なバランスを活用して構造を安定させる設計思想。外的な固定具に頼らず、構造そのものが完成している。自然の理にかなった設計であり、人が本来持つ直感とも強く結びついている。
製品名:llama log stick(薪台)
使用サイズ:約W550 × D200~300 × H400mm
収納サイズ:約L600mm
素材:鉄(黒皮材)、真鍮
加工:ローレットネジ、ロウ付け
※在庫が1点のみの場合は、展示品を発送いたします。
※発送は3〜5営業日以内に行います。
※要冷蔵商品との同梱不可。
この薪台は、単なる道具を超えた「構造美と感性の結晶」です。 興味を持った方は、ぜひこれらの思想にも触れてみてください。
▼ 火と人の関係について
人が火を扱うようになったのは、
およそ100万年前とも言われています。
火は単なる調理や暖房の手段にとどまらず、
“人を集める場”をつくってきました。
焚き火を囲むという行為は、
言葉がなくても通じ合える、
太古からの“対話のかたち”です。
この薪台もまた、
火のある暮らしを呼び戻す
現代の小さな文化装置なのかもしれません。
▼ 黒皮鉄と、経年変化の味わい
この薪台には「黒皮鉄(くろかわてつ)」という
鉄そのものの質感が活かされた素材が使われています。
製鉄の際に自然にできる酸化皮膜を
あえてそのまま残すことで、
素材の表情が一点一点異なります。
時間が経つごとに色合いが深まり、
手にする人の使い方によって
独自の“風合い”が育っていく素材です。
▼ ミニマルな構造美とテンセグリティ
1950〜60年代のミッドセンチュリー期には、
「テンセグリティ」や「重力利用設計」など、
構造そのものが美であるという
新しい建築・家具の潮流が生まれました。
この薪台に込められた
“たった2組の鉄による自立構造”は、
無駄を削ぎ落とし、
機能がそのまま美しさへと昇華した形です。
そこには「余白を残す」美意識や、
「支える」という行為の
見えない詩情が宿っています。
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