CONNECT 2025 11.23

CONNECT 2025 11.23

 

モノの先に、人がいる。 Behind every thing, a person.

季節の「柿」を入口に、道具と食と対話が交わる。派手さを捨て、手の温度で確かめる一日限りのイベント。

 

Concept.

今年で3回目となる CONNECT は、マルシェでもクラフト市でもありません。私たちが目指すのは、ただ「買う」「売る」ための場ではなく、
これからさらに希薄になるであろう“人間味”を取り戻すための時間 です。

ここで出会い、語り合い、火を囲むことで、
平均値からはみ出した「代替案」のような生き方が見えてくる。そんな一日の積み重ねが、やがてコミュニティの芽になることを願っています。

舞台について

舞台は、プライベートキャンプ場 HIMENOYU MOTHER.施設全体と隣接する森の中で開催します。


管理棟にはオリジナルの洋服、カフェ、温泉、
そして私たちの事業であるスモークチーズやベーコンがあります。
「なんでもあり」ではなく、新しい形態の入り口として選び取られた要素 です。

今年の3つの柱

  • 地域と繋ぐ
  • 時間と繋ぐ
  • 表現と繋ぐ

CONNECTで体験できること

他では体験できないワークショップ。
BGMではなく、ギターを奏でてくれる人。
一日中焚き火をレクチャーしてくれる人。
―― それが、私たちの呼ぶ CONNECT(繋がる) です。

Highlights.

1【数量限定】llama × HIMENOYU MOTHER. 第二弾 コラボレーション LIMITED EDITION.

鍛冶職人による精緻な技術と、HIMENOYU MOTHER.の思想が交差して生まれた特別なキャンプテーブル。 真鍮の天板は時間とともに表情を変え、使うほどに深みを帯びていきます。

そのデザイン思想の源流にあるのは、20世紀初頭のバウハウス。 「機能と美を統合する」という理念を体現し、余計な装飾を排しながら、 道具としての実用性とアートとしての存在感を兼ね備えています。 直線的なスリットは換気や軽量化といった機能を担うと同時に、 光や炎を受けて抽象絵画のような陰影を描き出します。

さらに、アパレル事業から継承された言葉「NOT STRAIGHT」を刻印。 まっすぐであることだけが正解ではない、という思想を一枚の金属に封じ込みました。 これは単なるアウトドアギアではなく、自然の中で使うことを前提とした機能美の彫刻です。

llama × MOTHER アウトドアテーブル “Revolution Nine”のご予約ページ>>

2 Antarctic Issue / Inner Down by ZANTER
SPECIAL PRICE. 限定12着

南極観測隊 60年供給 Made in Japan CONNECT Special

国産ダウンの老舗 ZANTER。南極観測隊に60年供給してきた実用主義と職人性に敬意を表し、CONNECTのための 特別提供が実現しました。定価14,500円のインナーダウンを、今回に限り2,500円で。

これは値下げではありません。思想に寄り添う支援的オファーです。生活と自然のあいだに、確かな機能を。

在庫:12点のみ(店頭販売)/サイズ内訳:M 11点・他 1点

販売ルール

  • 販売開始:9:00(オープン同時)
  • お一人様 1点まで
  • 店頭販売のみ(取り置き不可)
  • 転売目的でのご購入はご遠慮ください
  • 各所にマジックテープで調整できる工夫があり、サイドはカットソーのため多くの方にMで対応できます。

その他の商品

そのほか、一般流通しない貴重なサンプルや一部の通常商品をCONNECT特価で放出します(数量限定)。MOTHERでは今回で3回目の実施、昨年はほぼ完売。

詳細・写真・価格は こちらの一覧ページ に掲載しております。

※ 特別価格はZANTERのご厚意によるものです。NOT STRAIGHTの精神に共鳴し、今回だけの枠組みが生まれました。

“Smoke Alive.”|窯から出て、すぐに。

煙がまだ立ちのぼる、小さな燻製窯の前で。
出来立てのスモークチーズを、その場で販売します。
HIMENOYU MOTHER.の敷地内にある小さな窯で、ゆっくりと仕上げられた10本だけの特別な一本。
ここでしか生まれない香りと温度を、そのまま手に取ってください。

時間と手の仕事が交わる一瞬を、
その場にいた人、
15時にいらしてくださった方に販売致します。

通常は自分たちで考案した大きな窯で燻製していますが、
この日はこの特別な窯でフィニッシュします。

連休中日のイベント。家に持って帰ってからも楽しめるそんな企画。皆様からご好評を頂ければ、週末毎にこの企画を行うかもしれません。

販売開始:15:00〜 / 数量限定:10本のみ
※完売次第終了・お一人様1本まで

この販売は“商品”というより、
「出来立て」という時間の断片を分かち合う試みです。
同じ味は、もう二度と作れないかもしれません。
それでも、今日この瞬間だけは確かに存在する。
HIMENOYU MOTHER.の原点──手で作り、手で渡すという思想が、
この10本の煙にすべて詰まっています。

Morning Feature — 地域と繋ぐ.

地域と繋ぐ おむすびセット
朝限定 地元食材 数量限定

姫之湯のお米近隣の豆腐地元の味噌
朝の時間にだけお出しする、小さくて確かな「地域の味のセット」です。身体をあたため、今日のCONNECTに静かにスイッチを入れます。
提供時間:朝9時〜11時までの提供です。

お品書き

  • おむすび(一般流通していない姫之湯米)
  • お味噌汁(近隣のお味噌と姫之湯で作られたお豆腐)
  • お米は姫之湯の方々から提供して頂いたお米を使用。詳細 >>
  • ミツマル燻製所のスモークチーズ・ベーコンを使用。

提供時間:朝の時間(オープン〜午前中)/数量限定のため売切れ次第終了。原材料の都合で内容が一部変更になる場合があります。アレルギーのある方はスタッフまで。

時間と繋ぐ

一日だけの実験市から、未来へ渡る記憶へ。

HIMENOYU MOTHER. 施設内ショーケース

母が大切にしてきた茶器や花瓶、書道具や小さな工芸品。
それは単なる古道具ではなく、日々の生活と記憶を映す「時間の証」でした。

今回の CONNECT では、その品々を展示・販売します。
ただ「物を売る」のではなく、過去の記憶を受け継ぎ、未来へ繋ぐための小さな儀式として。詳しくは>>

あなたの手に渡った瞬間から、また新しい時間が刻まれていく。
それが「時間と繋がる」― CONNECT across Time のテーマです。

2016年 analog タイムカプセル告知(Facebookスクリーンショット)

これは10年前に立てたfacebookのイベント、私たちは 未来の自分たちへ 手紙を託しました。
それは、僕が営んでいた analog という店で埋められたタイムカプセル。約束は記録ではなく、未来に火をともす合図でした。

2026年2月11日、その約束を開き、あの頃の声と再会します。
そして CONNECT 2025 では、あなた自身の言葉を来年の未来へ託す企画も実施します。

「未来の自分へ」手紙を預ける。開封は2026年11月23日。同じ場所に集まり、未来のあなたがその封を切ります。

物や情報が一瞬で消費される時代に、言葉だけが時間を超えて残る。それが私たちの考える思想としてのマーケットであり、CONNECT が実験市であり続ける理由です。

Other Features.

culthat × MOTHER キャスケット

チバユウスケ氏が愛した帽子。その形を僕らの手で繋ぎなおす。

MOTHER CLOTHING. CROSS BRAID APRON.

手作りのWOOLエプロン。3着飲みのご紹介です。

MOTHER CLOTHING. 新作

NOT STRAIGHT の思想は服でも続いている。


特別ブレンドのコーヒー豆

いつもの味ではなく、異なるブレンドを。日常を少しだけずらす一杯。

MOUNTAIN BURGER

11時30分〜13時まで。ベストセラー、山の中の特別なハンバーガー。誕生秘話

春巻き風チーズスティック

午後13時半頃からのメニュー。自家製スモークチーズを使用。

出展者 / Exhibitors

COMME des GARÇONS の現場を知るECODECO・メリーエンジェルさん(英国・日本)。
そして、その感性に響き合う9組の会社・作家さんたちが参加します。

ECODECO

衣料品

culthat

ハンドメイド帽子

ZANTER

高品位ダウンJK

makyo

革小物、シルバー

& H Life

革バッグ

井上木彫刻

木工製品

ありしろ道具店

木製の器など

CHAIN SMOKE Tie-Dye Factory

柿しぶ染め・タイダイ

ドタバタkitchenbase

手作りベーグル

出展者の詳細はこちら

Workshops.

季節の「柿」を入り口に、染めと木工。手で作る時間は、思考をチューニングする装置です。

柿の木で作るコーヒーメジャー 柿渋染めTシャツ & バンダナ

柿の木で作るコーヒーメジャー

講師:ありしろ道具店 店主

開催日:2025年11月23日(日)のみ
時間:午前 10:00頃〜/午後 13:00頃〜
定員:午前5名・午後5名
参加費:¥4,000

小刀で削って形を整え、約8gを目安に使えるオリジナルのメジャーを作ります。 柿の木は硬く刃当たりも独特。柿の木ならではの手触りや木目を感じながら、ゆっくり安全に進めます。

予約: ありしろ道具店 または HIMENOYU MOTHER. のInstagramへDM。
定員に満たない場合は当日飛び込み受講も可。

ありしろ道具店様のInstagram→フォローしてDMを>>
HIMENOYU MOTHER.のInstagram→フォローしてDM>>

どちらにご予約いただいても構いません。「ワークショップ予約」とお書き添えの上お申し込み下さい。申し込みが多かった場合には先着順とさせて頂きます。

  • 持ち物: メガネ、エプロン。
  • 安全: 小刀使用のため十分注意して進行。
  • 対象: お子様は参加不可。
  • 完成作品はお持ち帰り頂けます。




CHAIN SMOKE Tie-Dye Factory 柿渋染めTシャツ & バンダナ

日時:2025年11月23日(日) *時間内であれば随時参加可
場所:HIMENOYU MOTHER.(静岡県伊豆市姫之湯248-1)

料金:
Tシャツ持込 1枚 ¥4,000(メンズL/XLサイズの用意あり)
子供Tシャツ持込 ¥3,500
バンダナ(用意あり)¥2,000

ご持参のTシャツや布を、京都の老舗メーカーの柿渋染料で染めます。 ご希望があれば鉄媒染液で絞り染め加工も可能。

  • 注意: 新品Tシャツは事前洗濯を。
  • 天然素材(綿・麻)が最適。
  • 古着リメイクも可能。
  • 作業時間30分〜1時間程度。
  • お子様もサポートあり。
  • 汚れてもよい服装推奨。

予約: DMにて受付。当日空いていればご予約なしでも受付致します。混雑時はお待ち頂く場合があります。
ご予約はCHAIN SMOKE Tie-Dye FactoryさんのInstagramにDMで>>


柿渋染めは今回初開催。写真は通常のタイダイ風景。

防災 × アウトドア 定員 6名 屋外

OUTDOOR + ONE|焚き火 × 防災

体験+学び。 焚き火のあたたかさを楽しみながら、アウトドアに日常のスキルを足して防災に活かすワークショップ。
講師:逗子焚火人(ずしたきびすと) ― 「日常の隣にある焚き火ライフ」を掲げ、逗子海岸で毎週焚き火と酒を嗜む防災士。
直径1m超のメガ焚き火台を囲み、火と共に暮らす知恵を分かち合います。フィールドコーヒー付き。

イベント終了後の17時から「焚き火の会」を行います。ここでは、火を囲んでただ話す時間。自由に参加できますので17時に焚き火の火の見える場所に集まってください。こちらは、参加費用などかかりません。詳細はこちらより>>

開催時間15:00〜16:00
定員6名(現地受付)
料金¥500(フィールドコーヒー付)
場所HIMENOYU MOTHER. 焚き火フィールド

キャンプ経験があれば、仕事や趣味のスキルをちょい足しすることで、誰もが防災リーダーになれる!?

こんな方と一緒に学び、気づきを共有したいと思っています。

  • アウトドアが好きな方
  • 防災に興味のある方
  • 被災体験を後世に伝えたい方

薪を焚いてお待ちしております。

参加方法・注意事項
  • 受付は現地にて先着順(定員6名)。
  • 火の粉・煙が付く場合があります。汚れても良い服装推奨。
  • 強風・荒天時は安全のため中止となる場合があります。

Music.

庭の一角で、ただギターを弾く人がいる。BGMではなく、その場の空気を整えるために。

庭のセッション 一日ギター Acoustic

Dude / カズ

東京出身。ロンドンで美容技術を習得後、80年代半ばに原宿で 音楽とヘアシーンをリンクさせた伝説の美容室パノラマを開店。 クラブナイトを定期開催し、DJブースを置いた深夜営業の“クラブ風ヘアサロン”の先駆けとなる。 その後、下北沢にてボヘミアンをテーマにDudeを開店。 バンドMini Miraclesを結成し、UKバンドたちとライブイベントを続ける。 現在は伊豆の山中に移住し、主にエネルギーワークと音楽活動を継続。庭では、 日が傾くまでRadioheadなどの曲をギターで奏でる。


毎年売り上げの一部をソサエティオブピースフルアクションを通して、国境なき医師団に寄付させて頂いております。

 


最後に。時間の流れの中で、
自分の軸を見失うことがあります。
でも、それは消えたのではなく、
ただ静かに眠っているだけなのかもしれません。

そんな「軸」をもう一度、自分の手で確かめたい人へ。
僕は小さな教室を開校します。

詳細が決まるまでこちらのページをご覧ください>>

 

Making the World Romantic Again.

 

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